私を愛したスパイ

はい。映画見た感想です。

原子力ミサイルを搭載したイギリスとソ連の2つの潜水艦が相次いで消息を絶ち、その原因をソ連の女スパイと協力して解明していくお話。

過去作「サンダーボール作戦」のリメイク訴訟なんかがあったらしいですが、全体的な印象としてはいつもの007にコメディ要素を少し足した感じでした。

今回、ボンドの初登場がオーストリアのアルプスでのベッドシーン。お前なんでそんなとこおんねんと心の中でツッコミを入れつつも、敵に襲われてスキーレースが始まります。スキーに乗ったまま銃撃なんてしたらバランス崩して倒れそうなものですが、平気なんですかね?

その後も会っていきなりベッドシーン、大男と汽車でバトル、カーレースなどテンプレ要素てんこ盛りでしたが、前述した通り、ところどころコメディ要素が印象的でした。

歯に金属をはめ込んで噛む力を強化した大男と終始戦うことになるのですが、あいつはプロの殺し屋だ、という前置きから1分後に自分の攻撃のせいで建物の下敷きになるプロの殺し屋、強力な磁石に歯をくっつけられてクレーンゲームのように水中に落とされるプロの殺し屋。ちなみにこの役の候補ジャイアント馬場が挙がっていたそうです。

そんなこんなで敵を倒して話が終わるのですが、見ている間はずーっと(ボンドガール綺麗だなぁ)と思っておりました。前半そこそこ活躍するのに後半敵に捕まりっぱなしのボンドガールかわいい。リンゴスターの妻だそうです。ウィキペディア参照

 

シリーズ物を見ていて思うのですが、見たいから見るのではなく、制覇するために見なくてはいけないという気持ちに陥りがちです。それはやはり作品に対して申し訳ないことなので、1つ1つを尊重し、純粋に楽しむということを無意識の内にできるようになりたいと思います。