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ITproEXPOに行ってきた話

上司に言われて行ってきました。数々の名だたる企業が最先端のIT技術を紹介する展覧会なのですが…

 

場違い感がハンパない。 

 

企業の営業や広報、コンパニオンがATフィールドを突き破ってガンガン話しかけてくる。 話を聞いてみても難しくてチンプンカンプン。 私なんぞのために説明などするな名刺など渡すなと、そそくさとVR体験のブースに逃げ込んでおりました。新人の私にはまだ早すぎたようです…

 

そんなブルーな気持ちでウロウロしていたのですが、予約したセミナーの時間になったのでセミナーを聞きに行きました。

セミナーは非常に面白かったです。「VRを企業の戦略に取り入れるべきか?」という議題のもと、既にVRを導入している大企業3社の偉い方3人がパネルディスカッションしていくものでした。

VR技術の活用はゲームやシミュレーターくらいしか知らなかったので、頭の良い方々がどのように活用することを考えているのか知りたかったのです。

まず興味深かったのが、3人の共通認識として、VRバブルは来年辺りではじけると予想されていること。みんなVRに期待しすぎらしいですよ。VRができること自体は限られており、将来的にはVRを使う必然性のあるものだけが残っていくと推測されていました。

ただやっぱり凄い技術なのは間違いではなく、とても有用な活用法が次々と飛び出しました。

まず素晴らしいのが、コストの低さと手軽さ。コストの低さについては次に書きますが、手順がわかればアルバイトだって高校生だってiPhoneでVR空間を作れてしまうらしいです。

次に活用法ですが、やはりシミュレーターとして活用する業界が多いようで、鳶職人や外科医、パイロットにプロ野球選手など多岐にわたります。

中でも建築業界では、3次元CADという書き方で設計していれば手軽にVR空間を出現させることができ、実際にテストルームを作るよりもはるかにコストを削減することができます。また、クライアントからの感覚的で漠然とした要望に対しても簡単にイメージをすり合わせることができる点も非常に優れています。そしてこれはどの会社でも有用な活用法なのですが、異なる地域に存在する複数の人々を1つのVR空間に集めて会議できるようです。イメージとしてはエヴァンゲリオンネルフの会議でしょうか。VR空間に出来上がった建築イメージをみんなで見てあーだこーだ議論するのに使えます。

というわけで今後のVRの展望ですが、互いの共通認識を深めるためのツールというポジションに落ち着くだろうということで結論が出ました。

私としては十分革新的な話を聞くことができて大変満足なセミナーでした。場違いな空気を吸い続けてでも行った甲斐があって良かったです。ただ、もっと常日頃から最新のIT技術に対して高くアンテナを張っておく必要があると強く感じました。タイムスリップしてきた原始人のようでしたから。